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大会ルール

勝利条件

サブミッションまたはレフェリーによる判定

判定基準の重要度

「積極性>クローズドサブミッション>ポジション・コントロール/ドミナント・コントロール」を優先順位とします

主な禁止技

IBJJFと同じ

ルール概要

01

本戦で試合の勝敗が決まらなかった場合には、1分間の延長戦を行います

02

延長戦でも勝敗が決まらなかった場合には、延長戦終了後、レフェリーによる判定で勝敗を決定します 判定の評価基準は、「積極性>クローズドサブミッション>ポジション・コントロール/ドミナント・コントロール」を優先順位とします

​積極性

自分から攻撃を開始することに最も高い評価が与えられる。 テイクダウン、ガードパス、スイープ、サブミッションなど  審判は アグレッシブな選手、アクションを起こした選手、スクランブルに持ち込むような攻撃をした選手に高い評価を与える

クローズド
サブミッション

結果として一本には至らなかったものの、相手に逃げる努力を必要とさせるような、サブミッション(絞め技や関節技)の試み

ポジション・コントロール/ドミナント・コントロール

ポジション的に試合をコントロールした競技者、あるいは試合のペースを支配した競技者が評価される

03

試合終了の時点で勝敗が決まっておらず(本戦、延長戦の双方を含む)、かつどちらか一方の競技者に対して「指導1」が与えられている場合、その「指導1」を与えられている競技者を、その試合の敗者として勝敗を決定します

04

極めて悪質かつ重大な反則行為があった場合には、試合時間の如何なる時にでも、レフェリーは競技者に対して直接「反則負け」を宣告することができます

05

両者が同時に直接的反則負け、または指導の累積による「反則負け」を宣告された場合、「両者反則負け」とします

06

レフェリーが競技者に対して指導を与える場合、口頭または簡単な動作によって、レフェリーはその理由を示さなければなりません

​​試合中に競技者の一方または双方が、以下に該当するような行為をしているとレフェリーが認めた場合、レフェリーは「指導」(所謂マイナスポイント)を積極的に宣告します

勝負を決しようとせず、故意に組み合わないこと

意図的に膠着を続けている、または膠着させることを目的とした動きを、一定時間にわたって続けること(ストーリング)

極端な防御姿勢を取り続ける、または攻撃しているような印象を与えるが、試合展開を動かすに至らない、明らかに意志のない攻撃を行うこと

その他、レフェリーが競技者に対して、消極的な姿勢や偽装的な攻撃を、故意に続けていると認めたもの

​指導について

「指導」は、同一試合中、一方の競技者に対して3回目の指導が与えられる場合には「反則負け」を宣告します
レフェリーは、試合中に競技者が行った「指導」に該当する行為に対して、以下の措置をとります
※初回の指導については、口頭注意のみとします
※2回目の指導については、当該行為をした競技者に対して「指導1」を与えます
※3回目の指導については、「指導2」を与えると同時に、反則負けを宣告します

 

大会憲章

本大会では、柔術における「一本」の意義と重要性を最大限に尊重し、JBJJF(日本ブラジリアン柔術連盟)等、既存の各連盟とは一線を画す、独自ルールを採用して行います。

 

さらに、参加の対象はキッズのカテゴリーに限定し、次代の柔術界を担う子どもたちが、出場しやすい大会づくりを最優先事項として掲げ、それを実現していくものとします。

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第1条(複雑なポイントやアドバンテージルールの撤廃)

本大会では、キッズにとって理解が難しいと思われる、昨今の複雑なポイントやアドバンテージのルールを撤廃し、基本的な試合の勝敗については、一本勝ちのみ(=サブミッションオンリー)とします。

 

近年の革新的な技術の発展に伴って、試合には高度な戦略性が求められるようになり、競技化が進んだ結果、かつての柔術の姿とは全く異なるものとなっています。

しかし、競技化が進んだことによる弊害として、どうしても過度の勝利至上主義が横行し、「試合に勝つための柔術」を志向する選手が多くなっています。

 

選手や指導者たちは、ルールギリギリの、或いはルールを利用して勝負に挑むことになるため、「ポイントゲーム」とも称される、極めて緻密かつ打算的な柔術による、動きのない膠着した試合展開が多い傾向にあります。

 

結果として、柔術の魅力そのものも半減され、その是正と競技としての合理性を求めざるを得ないがために、ルールが改正されていくという悪循環が、今日まで続いていると言えるのではないでしょうか。

 

そのため、本大会では、試合中に獲得したポイントや特定のポジションを維持することに執着せず、絶えず変化していく試合中の状況に応じて、的確かつ柔軟に反応する能力の有無を最大限に重視します。

 

本大会で必要とされる積極的な態度と攻撃性は、通常のルールで実施される大会にも生きるものと確信しております。

第2条(柔術衣に関するレギュレーションルールの簡略化)

今現在、主要大会の多くは、連盟ごとに多少なりとも差はあるものの、基本的にはIBJJF(国際ブラジリアン柔術連盟)に準拠したレギュレーションが適用されています。

 

これに関して言えば、昨今の加速度的な競技化の影響によって、特に柔術衣のレギュレーションに対する厳格化が、急速に進んでいると十分に言えるでしょう。

 

柔術衣のレギュレーションについては、近年の傾向として、下記のようなケースが多く散見されるようになりました。

・襟と襟以外の部分の色が、一見するとほぼ同色に見えるが、「それぞれの色が多少異なっている」という係りの者の主観で、柔術衣についてのチェックをクリアできなかった。

・パッチの位置に関しても、柔術衣の色と同様に厳しくチェックされ、柔術衣自体の交換を求められた。

 

これらの基準については、大規模な世界大会のみにその適用が限定される訳ではなく、日本国内で開催される、一地方大会のキッズの出場者に対しても、厳しく適用されている状態です。

 

そのため本大会では、子どもたちが試合に出場する権利を奪われることのないように、明らかに故意かつ悪質な柔術衣の改造等を除き、レギュレーションに対する検査(パッチの位置や、帯の長さについての規定等も含める)は極力簡略化いたします。

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第3条(出場者の負担となるエントリー費用の抑制)

IBJJFのルールに準拠した大会では、大人(アダルトやマスター)の各カテゴリーに比べ、キッズの各カテゴリーで規定されている試合時間は、それに比べると短時間に設定されています。

その一方で、エントリー費用については、両者の間に金額面で大きな差がないというのが実情です。

そのため、特にキッズの競技者とその保護者にとって、試合に出場する際の金銭的負担は、大人のそれと比較すると大きいと言わざるを得ません。

本大会では、それらを考慮し、他の各連盟の主催するものよりも、比較的参加しやすいと認められる価格を十分に勘案し、設定することを約束いたします。

階級表

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